足関節、いわゆるくるぶしの内側に痛みがある、触ると突起がある。こんな症状があり、

１０代のスポーツをやる子供だったら、それは『有痛性外脛骨』かもしれない。

これは本来、余剰の骨で、靴の圧迫やスポーツが原因で発症する。

よほどひどいと手術もあるがたいていは運動を休んだり、足底板やテーピングなどの処置で

よくなる。

こんな症状にお悩みの方は一度ご相談を。

一部のメディアにも登場していたのでご存じの方も多いと思いますが

卓球の福原愛さんが試合中に足にしていたカラフルなテープが話題となっているようです。

『キネシオテープ』といい昨今のスポーツ界ではよく使われます。

今までのテープが固定を目的としていたのに対しキネシオは痛めている筋肉や関節を補助するのを

目的としています。そのため競技中のパーフォーマンスを極力維持し、痛みなどを減らすことが

でき、またケガの予防にもなる。

当院でも膝の痛みや腰の痛みや捻挫の治療に用いていて、好評を得ています。

１０代前半の成長期の子供にみられる障害の一つに『オスグッド」がある。

サッカーやバスケットなど飛んだり蹴ったりするスポーツによく発症する。

診断は難しくない。膝蓋骨の下の部分が腫れたり赤くなったりして痛みが出た場合、

たいていはこれだ。

対処としては痛みがあるうちはスポーツを休み、アイシングと

大腿四頭筋(ふともも前の筋肉)のストレッチ。超音波治療も効果的。

またオスグッドに特化したサポーターもあるので、装着するのもいい。

成長とともに症状は落ち着き治癒します。

オリンピックも半ばをすぎて、連日のように日本人選手のメダル獲得のニュースでにぎわっています。

その反面、ケガで満足いくパフォーマンスができなかった選手も多い。

一流のアスリートでもケガをする。時には命にかかわるほどのケガをすることもある。

私見だが『スポーツは体に悪い』　適度な運動なら体にいいだろう。

でも、一流のアスリートが行う練習は時に命さえも危険にさらす。

凡人の我々は楽しむ程度の運動をするのがいい。

８/１１(木)から8/16(火)まで夏休みとさせていただきます。8/17(水)より通常通り診療します。