このところ急に冷え込んできたせいか、腰痛の患者様が増えた気がする。

寒いと身体を動かす機会が減り、血行が悪くなってくる。

すると疲労物質が筋肉内にたまり、いわゆる『きっかけ待ち』の状態になる。

するとちょっとしたきっかけで、例えばくしゃみをしたり、足元のものを取ろうとかかんだり、

日常のささいな仕草でぎっくり腰になってしまう。

寒くなったらむしろ積極的に体を動かしたり、カイロを当てたり、お風呂にゆっくりつかったりして

身体を冷やさない工夫が必要だ。

当院の患者様が先日膝関節鏡手術を終えて、リハビリにやってきた。

もともとバスケで膝を痛めて、当院に来院したのだが、半月板の損傷の疑いがあり、

提携病院に紹介し手術の運びとなったもの。

さて、これからリハビリ。大好きなバスケを早く再開できるよう

我々とともに頑張りましょう!

本日は関東地方に大雪注意報が出ている。

毎年、雪が降ると来院する患者にも変化がある。

雪かきで腰を痛める方が増え、転んで捻挫、打撲、骨折する方も増える。

幸い今日降った雪はそれほど大したこともなく、止みそうである。

『これで大雪とは笑っちゃいます』

雪国出身の患者様がそう言っていた。

昨日のテレビで腰部のヘルニアの手術による治療を特集していたそうで

何人かの患者さんに質問されました。

番組では劇的に良くなった患者さんが紹介されていましたが気を付けてほしいことは

腰痛すべての患者さんに有効な治療法はないということ。

人の顔がすべて違うように腰痛も人によってすべて違うということを認識してください。

治療法も人によって違うということです。

当院は腰痛の種類や程度によって必要ならば近隣の整形外科や総合病院への紹介も

積極的に行っています。どうぞご相談下さい。

最近、巷で話題となっているのは『ぎっくり腰』ならぬ『ぎっくり首』

スマホの普及やPCでの作業が増えたことなどで前かがみによる姿勢をすることが多くなり

ちょっとしたの動作で首がかたまり痛くて動かせなくなる。

寝違えなどと同じ頚椎の捻挫。

対策は時々首をまわすなど動かすこととお風呂などに入った時しっかり温めること。

血行を良くすることが大切。