忘年会のシーズンである。

酔ってタクシーから降りる際に転倒し、上腕骨の骨折をした４０代女性。

なぜか電柱と喧嘩をして指の付け根を折った２０代男性。

この季節になるとケガが増えるような気がする。

酒は飲んでも飲まれるな。

芸人さんのノンスタイル井上氏がタクシーにぶつかり、そのまま逃げたとして

朝からテレビを賑わしている。

井上氏なる芸人さんにはさほど興味がないのだが、ケガをしたという運転手には同情を禁じ得ない。

忘年会シーズン真っ只中、時間はそろそろ終電も終わり、稼ぎ時というときにぶつけられケガまで負わされて、

それで相手は逃げちゃった。

そういえばうちの患者様がまさにうちに治療にきていてる間に空き巣にあったと嘆いていた。

時は師走。皆様もケガや風邪や空き巣にご注意を

骨折をすると固定用にギプスを巻くことはよく知られている。

このギプス、石膏が入っていて固まるまでに時間がかかることと

重いことが特徴。

しかし、最近はガラス繊維のキャストライトというものが主流になってきた。

これは水を含ませることで硬化し、しかも３０分程度で固まる。成型も容易で、

固まるとかなりの強度があり、しかも軽い。

医療の分野は日々進歩している。

このところ急に冷え込んできたせいか、腰痛の患者様が増えた気がする。

寒いと身体を動かす機会が減り、血行が悪くなってくる。

すると疲労物質が筋肉内にたまり、いわゆる『きっかけ待ち』の状態になる。

するとちょっとしたきっかけで、例えばくしゃみをしたり、足元のものを取ろうとかかんだり、

日常のささいな仕草でぎっくり腰になってしまう。

寒くなったらむしろ積極的に体を動かしたり、カイロを当てたり、お風呂にゆっくりつかったりして

身体を冷やさない工夫が必要だ。

当院の患者様が先日膝関節鏡手術を終えて、リハビリにやってきた。

もともとバスケで膝を痛めて、当院に来院したのだが、半月板の損傷の疑いがあり、

提携病院に紹介し手術の運びとなったもの。

さて、これからリハビリ。大好きなバスケを早く再開できるよう

我々とともに頑張りましょう!