北海道の行方不明だった男児、無事に見つかってよかったですね。
いくつかの奇跡的要因があったにしろ、子供の生命力には驚かされます。
鎖骨骨折は固定が難しい骨折として知られています。骨が細いうえにいくつもの筋肉が付着しています。
骨折面を正確に接触させ、『ねじれ』を作らないようにするには患者さんに
かなりつらい姿勢を継続してもらわなければなりません。
特にねじれたまま骨癒合したらもう戻りません。だから手術で内固定がよく選ばれます。
さて、子供の場合は多少のねじれだったらそのままにしてもいいと学生のとき
教わりました。成長ながらいずれその『ねじれ』はなくなるそうです。
いやはや子供の生命力はすばらしい。
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