先日、来院した患者様、足の親指の付け根が赤く腫れている。

触るとかなりの痛みがでる。これだけの痛みなのに捻ったとかぶつけたとかの記憶がないという。

問診してみると尿酸値が高めで、ここ数日ビールなどをたくさん飲んだとのこと。

痛風の可能性を伝えて、捻挫の処置をして専門医を受診するよう勧めた。

とかく捻挫と痛風は間違えやすい。

おおまかな判断は日頃から尿酸値が高いこと。特にさしたる原因もなくいきなり赤く腫れること。

痛みの場所が足の親指の付け根や足のくるぶし、または膝などの関節(これらは特によく出る部位)。

こうした症状ならば専門医の診断を受けたほうがいいでしょう。

川崎市・横浜市の小児医療費助成制度が小学校６年まで拡大されたことをご存じですか。

この医療証を持参いただくと治療費が５００円までは市から助成されます。

打撲や捻挫の治療だと初回以外は実質０円で治療できます。

詳細は市の担当課か当院にお問合せ下さい。

運動会の季節。小中学校では練習に余念がないころでしょう。

いつもはサッカーでケガをしてくる少年、今回はリレーの練習で

転倒して膝を腫らしての来院。本日受傷のため熱も持っている。

アイシングの上、超音波をかけ、包帯固定。

しばらくおとなしくして、練習は休みだね。

そういうと不満気な様子。ケガが治るまで安静だよ。

患者様と話しをしていて『あるある』ってことは

ケガや急病はなぜか医療機関の休みの日や深夜に起こること。

その結果、救急車を呼んだり、夜が明けるのを痛みに耐えて待つ。

皆さまも経験あるでしょう。

巷ではGW真っ盛り。皆さまもくれぐれもケガにはご注意を。

最近、患者様で転倒し、ケガをする人が多い。

幸い大事には至っていないが、一歩間違うと大けがにつながる。

手をつけば手首や肩の骨折や脱臼。しりもちをつけば、

脊椎の圧迫骨折、大腿骨頚部骨折。特に高齢者は注意。

急に立ち上がると立ちくらみをしてふらふらと転倒して・・・

いやはや注意するに越したことはないようだ。